静寂こそがリアルな音楽再生を際立たす。

CDの再生限界に挑んだメリディアンのDSP開発の集大成モデル。

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シグネーチャーモデルに込められた音楽への思い

 

Meridianが考える音楽プレーヤー

シグネーチャーリファレンスCDプレーヤー 


 ●高精度CD-ROMをアドバンスド・サーボ・プログラムでドライブにより高精度なディスク読み取りを実現。 

 

CDの材質による音質差が生じたり、内周と外周の読み取り精度の違いがあることが広く知られています。まずディスクから信号を正確に読み取ることは再生機にとって極めて重要です。

 

 

メリディアンは早くから、ディスクの読み取り精度が音質に大きな影響を与えることに注目してきました。801v6の心臓部には高精度3ビームピックアップを採用したマルチスピードCD-ROMドライブを採用。

 

メリディアン独自のサーボコントロール・プログラムにより、マルチパスで読み取り、データーリカバリーとエラー補正を多重的に繰り返し読み取り性能を三桁精度まで向上させています。スクラッチや指紋などでダメージを受けたディスクの信号読み取り能力も改善させています。

 

・再生可能ディスク 

 CD,CD-R、CD-RW、2層SACDのCD層のみ。

 CD規格外のディスクは再生できません。

●FIFO メモリーバッファリングによる高精度クロック

 

メリディアン800シリーズは、一般的に使われているPLL(フェイズロックループ)を使わず、FIFOメモリー(ファーストイン・ファーストアウト)3基を用いてバッファリングすることでクロック精度を大幅に改善させています。

 

CDプレーヤーとして最低レベルのジッターノイズ(実測値:メリディアン調べ)を実現しています。

●音楽に静寂をもたらし3Dな音像再現をもたらす、アポダインジング・フィルター

 

デジタル再生の問題点である、音の起点に先行して付帯するポストエコーと呼ばれるリンギングノイズを低減させます。

 

●理想のブロック独立基板/一体システム構造。

  

センターのマザーボードに各ブロックを独立させた高密度基板をマウントすることでサービス性に優れ、また将来のアップデートに柔軟な対応が可能。

 

ユニークな構造と自社開発/生産の高密度実装技術によりノイズコントロールおよびシールド性能を向上。あわせて信号経路の最適化を実現しています。

 

●音質重視の電源回路。高品位トロイダルトランス採用の新リニアパワー・サプライを搭載。

 

メリディアンは、1984年に発売したMCD/MCD-PROで世界に先駆けてカスタムデザインの電源ユニットをCDプレーヤーに搭載。以来、電源に対する徹底したローノイズ化を図り、必要な電源をリニアに各ブロックに独立供給する電源回路の改良を重ねてきました。

 

デリケートかつダイナミックなハイレゾ音源のニュアンスを余すことなく再現させるため、AC ラインとのアイソレーションを徹底した、大型トロイダルトランスによるアナログ電源部をこの世代でさらにブラッシュアップ。

 

多くのDAコンバーターで採用されているスイッチング電源を用いず、安定かつローノイズな電源供給を実現しています。信頼性の高いアナログ電源部により、システム全体の低歪み化を支えています。(THD&NOISE値-96dBFS 以下)

 

●二重のアルミシャーシ構造によりノイズシールドを徹底。

 

シールド効果の高いアルミ筐体をさらに強固なアルミパネルで囲う、二重構造を採用。豊かで繊細なアナログ音楽信号へのノイズの影響を徹底して抑えています。

 

 

 The History


1984

Meridian MCD and Pro-MCD

世界初のオーディオファイル向CDプレーヤーを開発

1985

Meridian 200/203

世界初のCDトランスポート

1989 -

Meridian 208

20bitコンバージョンDACを搭載

1991

Meridian 601/602

DSPプリアンプ/トランスポート

1998

Meridian 508-24

24bit Hi-resolution DSP搭載

歴代のMeridian CDプレーヤーは現在でも多くのユーザーに愛されています。



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